癒しの空間に包まれる!『森の古民家』心身を癒すベースキャンプ

森の古民家
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森の古民家を”おとうさん”(大工さん)から譲りうけるべく、森へ通っています。ほぼ、譲っていただくことだけは決定になりそうですが、細々としたことは一年くらいかけてゆっくりと進めていく予定です。今回は、この森の古民家の概要の説明をしようと思います。今後、何かにつけ、ここを舞台に、田舎、オーガニック、森、花、鳥、果樹、自給自足、薪ストーブ等のあれやこれやの情報を発信していけそうです。

ちょうど一年くらい前、豪雨の中、この古民家にお邪魔しました。売りに出ている案件を見に行ったわけですが、ワイパーが壊れるくらいの雨の先に、この民家がありました。豪雨にかかわらず、不思議と、静謐さ、わびさびを強く感じる時間の歩みがゆっったりとした空間が印象的でした。正直に申し上げれば、古民家よりも、この古民家を数十年かけて築き上げた”おとうさん”(大工さん)との出会いが運命的なものを感じました。勝手ながら、初めてお会いし次の来訪時には、”おとうさん”と呼ばせていただくことに。月に一回程度、訪問させていただき、その都度、心を洗われる言葉の数々に我々夫婦は魅了されていきました。

私はまだその時期は、会社の中で奮闘している真っ最中で、今の状況になることは想像もできていなかったです。休職になったときに、遠く離れた実の親よりも先に伝えることになったくらいで、「なんもないここでゆっくりしたらいいんや」との言葉に涙が出るくらい嬉しかったです。実際の親戚よりも繋がりを深く感じています。紆余曲折を経、引き渡しと契約に向け歩み寄っていくことで調整を開始したところです。

ということで、この森の中の古民家は、都会の喧騒から完全に離れた穏やかな場所で、豊かな自然に囲まれてます。美しい鳥のさえずりが聞こえ、花々が優雅に咲き誇り、樹木がそっと風に揺れていました。季節の移り変わりを、その自然の息吹から実感することができます。春には桜が満開になり、夏には木々の緑が深まり、秋には紅葉が一面を彩り、冬にはうっすらと雪が積もり、自然の営みを目の当たりにすることのできる、四季の美しさに心が洗われる素敵な場所です。

庭では、手作りの野菜がたくさん実り、いつも取り立ての季節の野菜を食べさせてもらっていました。周りの草木をまとめ、自然に腐敗させた土を用い、無農薬で土を耕し、種をまき、丁寧に育てた野菜は、特別な味わいを持っていました。採れたての野菜を使った料理は、心と身体に豊かな栄養を与え、幸福感をもたらしてくれました。そして、この場所は井戸からの天然水を活用していて、自然の清らかな水も飲むことができました。水の味はよくわかりませんが、私にしみわたる感慨深い感動を覚えました。

また、リビングには薪ストーブが設置され、その辺の落ちている木材、お仕事柄不要になった木材を原料に、薪をくべ燃料を使わずに、遠赤外線による暑いくらいの温かさに心まで届く、心地よい温かさに満たされました。その灰は、あく抜きとして野菜栽培に活用され、無農薬の心強い助っ人とし活用され、循環栽培に生かされています。薪ストーブの天板で料理をすることもでき、その温もりが食卓に溢れる瞬間は、特別な幸福感をもたらしてくれました。

また、この古民家は周囲に住宅がほとんどなく、庭や室内で大きな声を出しても、近所迷惑になることはありません。30年前の本格的なカラオケセットがあり、昼間から歌わせてもらい、近隣になんの影響もないことを実感しました。

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古民家の庭は、さまざまな植物で溢れています。松や梅、ゆず、金木犀、さらには桜や茶、椿、霧島つつじ、山椒など、多種多様な植物が季節ごとに美しい花や香りを咲かせています。見たことのない花、樹木も多くそれら不明なものが明らかになることが今後、非常に楽しみです。朝ドラの牧野富太郎博士の気分です。古民家に並走し小川が隣接して流れ、その清流の音が心地よく響いています。小川の水を庭の池に引き込んでいる様子は、まるで自然の生命力が庭に宿っているかのようでした。池には大きな錦鯉が泳ぎ、その優雅な姿に目を奪われました。

この古民家には、ゲストハウスも併設されています。最大10人ほどの宿泊が可能であり、友人や家族を招いて一緒に過ごすことができましす。ゲストハウスの設備は快適であり、心地よい睡眠とくつろぎの空間を提供してくれそうです。大自然の中で共に過ごすことで、絆を深め、心の交流を育むことができそうです。

また、この古民家にはおとうさんが仕事に使っていた作業エリアもあります。木工に興味を持っている家内は、そこでおとうさんから技術を学び、自分自身で木材を加工する機会を得ることができそうです。木の香りが広がるその場所で、心を込めて作り上げた作品は、古民家の至る所に現れ、木の質感や風合いを感じながら、日々の生活を見守ってくれそうです。

この古民家での滞在は、私にとって心の平穏と癒しの場となりそうです。都会の喧騒や仕事の忙しさから解放され、大自然の中での穏やかな生活は、私の心を落ち着かせ、内なる静寂を呼び覚ましてくれそうです。朝起きると、鳥のさえずりとともに心地よい風が吹き込み、自然の息吹を感じられそうです。庭や森の散策は、心を豊かにし、自然との調和を体感する絶好の機会になりそうです。

この古民家の存在は、私にとってはまさに癒しの聖地となりそうです。心身の疲れを癒し、心のバランスを取り戻すための場所であり、自然との共存を実感する喜びを教えてくれるでしょう。

私はこれからの経験を発信し、自然の大切さと共存の重要性・自然環境の保護や持続可能な生活への取り組みについて考える機会になればと心から思っています。そしてまた、この古民家を今後も大切に保護し、次世代に受け継いでいきたいと思います。

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