昔話をします。(このBlog、完全に読み物になってきました)
気象予報士との関連も、少しあると思ってます。そう、そらノオトを聞いているので、少しは。
学生の時、天文学部にいました。
部活動の一環で、夏休みに小豆島で二泊三日の天体撮影旅行をすることになりました。
小豆島いいですよね。二十四の瞳、夏目雅子。歳がわかりますが。
ちょうど、同じタイミングで”高校生クイズ大会”の四国予選が、高松港で行われることになりました。
あの、「ニューヨークに行きたいか!」ってやつです。古いですね。歳がわかりますね。
何をどう考えたか覚えてませんが、ついでに参加することに。ついでに。しかも2チーム。野郎ばかり。
後輩はいなかったのか。参加してなかったよね。全員同級生9人。写真みたら、9人?4人1チームなので、一人不参加・・。だれ?どう選んだ、その一人?まったく記憶にないです。ひょっとして、こころの傷?ここは置いといて。
後輩もいてたけどね。なんで参加しなかったんだろう。女子は不参加原則だったからかなあ、男子もいてたけど、なんでだろう・・。覚えてないです。
さて、テレビで見た、あの興奮が!〇と×の線引きを、実際目の当たりにし、それはそれは楽しい時間を過ごしました。確率50%の繰り返し。わからん問題ばかりでした。
3問目あたりで、2チームは敗退。予定通り、小豆島への船に乗り、初めての小豆島へ上陸したのでした。
待って!
予選通過してたらどうなった?メンバーだれか考えてた?ちなみに、私部長。なんも考えてなかったよね。確率的にありえない、と踏んで、予想通りになった、っていう結果往来?
超ポジティブ。まさに、マイワールド。
どっちかが、最後まで残ってたら面白かったと、いまだに思うね。。どうしたんだろね。
隣のフェリー乗り場から、約一時間おきに出航されている船に乗り込んで、さあ、出航!!
学生なので、星の観察をしながら、キャンピングです。キャンプ道具と、天体望遠鏡(これが重い)を分担して運びつつ、今夜のキャンプ場を目指しました。バスと徒歩で移動し、飯盒炊飯で持ち込み食材をなんとなく調理し、ご飯を食べてさあ、星の観測。
小豆島、意外に暗くない・・・・。四国本土(本州の方からすると違和感あると思いますが、四国民は一周するのが流行っているし、88か所も巡りながらだけど、住んでいるところが基準になります)と、そんなに変わらない・・・。
夏の星座なので、さそり座、とか白鳥座とか、こと座とか、南方向に望遠鏡を向けたい。南、四国本土。街の明かりが~♪
残念!
キャンプの目的は・・・星を見ること、黄道付近の惑星、星座の写真撮り。。。。。四国本土の南海岸でのキャンプは、真っ暗(太平洋)だったので、ここを選んだ馬鹿な部長はだれだ。私です。
小豆島に行きたかったんでよね。それで、きっと、高校生クイズに出たかったんだよね。
クイズが先だった?どうだったろう・・・。ほんとのところ覚えてません。。
で、地平線がほんのり明るいさそり座の写真をいまだに持ってる、あれ、あの写真どこ行った?行方不明・・。アルバムの一枚かけたその写真・・・。
デジタル写真の今、映した写真がすぐ出るので写真の技術上達は早いよねえ。うらやましい。
フィルム時代は、現像し、焼き付けて、たまに失敗し暗室で、赤い光の中、お化けごっこしながら、酢酸の酸っぱい香りに耐え、自分たちの手で全部やって・・。
これが青春の香り・・。くっさー。
皆さんご存じですか?カメラで微弱な光の星を撮るのに、スポーツ写真ごとく、一瞬で撮れないことを。数秒、場合によっては数時間、カメラの絞りを開けっぱなしにします。
地球は回っています。どうやって、止まっているように映す・・?。
答えは、地球の回転と同じようにカメラを動かさないといけない、です。望遠鏡の三脚が地軸の動きを再現できるようになっているので、その三脚の小さなスコープを北極星に合わせ、地球の回転と同期させ、つまり、360度を24時間のスピードで。(これ、意外と地球と同期できるので、機会があれば是非。)手動で、カメラのファインダーを覗きながらターゲットを狙い続けるため、ずーっと三脚を回し続けなければいけない。
電動でできる高級機器はあったのですが、予算の少ないクラブ運営なので、職人技に頼るようになっていました。今、アナログが見直されているので、レトロな望遠鏡があれば積極的に絡んでほしいと思います。
てなことで、夜のとばりが下りてゆき、ほぼ、島にキャンプしに来た学生集団と化し、一日目を終えたのでした。
この後、大変なことが。
また、明日。
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